週末の昼寝をやめる方法
週末の昼寝をやめることは不眠を治すためにはかなり重要な要素となってきます。
というのも、人間は睡眠物質がたまることによって眠気を感じて眠るのですが、昼寝はせっかくたまった睡眠物質を取り除いてしまい、夜になっても十分な睡眠物質が蓄積されず、夜眠れないという現象を引き起こしてしまうからです。会社や学校が休みの週末についつい昼寝をしてしまい、睡眠のリズムが乱れ、平日にも悪影響を及ぼすことがよくあります。
ただ、不眠の人は他の人より眠れてなかったり、眠れていても睡眠の質が悪かったりするので、当然昼間は眠気におそわれます。
特に睡眠制限法を実施されている人はしばらくの間は眠たくて仕方がないと思います。
(参考:「睡眠を制限すると不眠症が治る!?」)
しかし、ここで昼寝をしてしまうとせっかくの努力が水の泡となってしまいます。
えらそうに言っている私も睡眠制限法をやり始めてから一ヶ月程はよく昼寝をしてしまい、睡眠制限法の恩恵を受けることができませんでした。
本日はそんな私がまったく昼寝をしなくなった方法をご紹介したいと思います。
この方法は、睡眠専門クリニックでのカウセリングを通して学んだ方法ですので、一度は試してみる価値はあるかと思います。
①自分が眠たくなる時間を知る
自分が眠たくなる時間を知ることで、対策法を考え、未然に昼寝を防ぐことができます。不眠の人は常に眠いとは思うのですが、その中でも特に眠気がひどい時間があり、それを乗りきれるかどうかが昼寝をやめられるかのポイントになってきます。
②眠たくなった時にどうするかあらかじめ決めておく
眠たくなった時にどんなことをすれば昼寝を我慢できるのかをあらかじめ考えておき、眠たくなった時に実践します。
例としては、ガムを噛むやコーヒーを飲むなどがあります。
これらを自分の場合であてはめると、
①16時ごろ、21時ごろ
②座椅子から立つ、運動する、家事をする
のようになりました。
休みの日私はたいてい座椅子に座って一日を過ごすのですが、座椅子が心地よいため座ったまま寝てしまうことがあります。
なので、まず最初は座椅子から立つことを考えました。
さすがに立ったまま眠れはしないので急激な眠気を耐える方法として使えました。
しかし、ずっと立ってるわけにもいかず、とはいえ座椅子に戻るとまた眠たくなってしまうので、次に立ったままできる簡単な作業をしようと考えました。
そこで必ずしなければいけない作業である、洗濯や洗い物などをこの時間帯にすることにしました。
またジョギングを始めたいと思っていたので、ジョギングもこの時間にすることにしました。
これらのことを実践することで、少しずつ昼寝をしなくなり、今ではまったく昼寝をしなくなりました。
しかし、これらのことを実行してもどうしても眠たくて仕方ない場合もあると思います。
そんなときは3つ目の方法を試してみてください。
③昼寝を20分する
昼寝は不眠の大敵と初めに言いましたが、20分以内であれば夜の睡眠に影響することはないと言われています。
短時間の昼寝は頭をすっきりさせ、日中の活動を促します。
ただし、20分以上昼寝をすると体がだるかったり、夜の睡眠に影響があるのでご注意ください。
工夫として昼寝する前にコーヒーや緑茶を飲むという方法があります。カフェインの効果があらわれるのが、摂取してから20~30分後といわれているので、スッキリ目覚めることができます。
以上、昼寝をやめる方法に書かせて頂きました。
自分なりの昼寝をやめる方法を見つけて頂ければ幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!