不眠克服者が選ぶ本当に役立ったWebサイト
私は、これまでの記事でも紹介させて頂いているように、小学生時代から不眠に悩み20年近く不眠に悩んでいました。
しかし、この1年でその20年以上の不眠を克服することができました。
不眠の時期に色んなWebサイトやテレビ、雑誌なので情報収集をしていたのですが、今日はその中でも不眠を克服する上で本当に役立ったサイトを紹介したいと思います。
「睡眠の都市伝説を斬る」シリーズ
私が不眠を克服する上で最も役立ったのが、国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所精神生理研究部部長の三島先生のナショナルジオグラフィックでの連載中の「睡眠の都市伝説を斬る」シリーズです。
最近は世間の睡眠への関心も少しずつ高まっていき、色んな情報が日々流れてきますが、その中には誤った情報もたくさんあります。
そこで「ためしてガッテン」などでおなじみの睡眠の第一人者である三島先生がそれらの都市伝説について、睡眠学の視点から斬っていき、正しい知識を提供していくという形式になっています。
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例えば、「理想の睡眠時間は8時間」や「人間の体内時計は25時間」なども実は誤った知識だったなど、毎回「え、そうだったの!?」という新しい発見があり非常にためになりました。
また、不眠を改善する上で正しい知識を身につけるということは必要不可欠です。
誤った知識によって、かえって不眠が悪化するということは珍しくありません。正しい知識を身につけるという点において、三島先生の連載は非常に役にたちました。
Web上でも読むこともできますが、連載をまとめた本として、以下の2冊があるので気になる方はぜひご一読ください。
また「睡眠の都市伝説を斬る」の前の連載である、
「研究室に行ってみた」シリーズも非常に読み応えのある連載となっています。
フミナーズ
もう一つ役に立ったのがフミナーズというWebサイトです。
フミナーズは睡眠のポータルサイトで、睡眠についての情報提供や不眠チェックをWeb上で行っています。
これらも、もちろん素晴らしいのですが、私が非常に良いなと思ったコンテンツは、「眠れないライターによる、眠れないダイアリー」と気になる仕事の、気になる眠りを取材した「眠りの黄金法則」です。
一般的な睡眠のポータルサイトだと睡眠を改善する方法について紹介されているものですが、実際に不眠の人の声や仕事と睡眠との付き合い方について書かれた記事はほとんどありません。
睡眠改善の話ももちろん聞きたいですが、不眠の人がどういう風に不眠と付き合っていっているのかは自分と重ねあわせて考えることができるので、非常に気になるところです。
「あー、これわかるなー!」
「なるほど、こういう工夫ができるのか・・・!」
など記事を読んでいると、一般的な睡眠改善の話とはまた違った気づきを得ることができます。
最近読んだ記事の中で一番共感したのは、『持たない幸福論』『しないことリスト』などの著者のphaさんの記事。
『会社をやめた理由は「睡眠時間がとれなかったから」』
という一節はその通りだよなーと思いました。(簡単に実現できませんが)
色んな職業の色んな眠り方について紹介されているので、
自分の参考になる眠り方、睡眠との付き合い方を発見できるかもしれません。
また、最近は睡眠改善インストラクターに睡眠の悩みを相談できる、
「睡眠なんでも相談」もはじまったようです。
病院に行くのはちょっと・・・という方にとっては、Webで簡単に悩みを相談できるので役立つのではないでしょうか。
また他の人の悩みも見ることができるので、回答が参考になったり、悩んでるのは自分だけじゃないんだなーとわかり苦しい気持ちが少し和らぎました。
最後に
三島先生の連載の記事の際にも触れましたが、世の中には睡眠に関する様々な情報があふれています。その中には誤った知識も少なくありません。
従って、これからはどこから睡眠の情報を入手するかが非常に重要になってきます。
今回の記事が正しい知識を学び、睡眠を改善していく助けになれば幸いです。