不眠症は楽じゃない!

元・不眠症、現・睡眠健康指導士の睡眠コラム

不眠を治療する①~睡眠記録からはじめよう~

今日から「眠れない時の対処法シリーズ」、「眠れない原因を探るシリーズ」に続き第三弾である「不眠を治療するシリーズ」を書いていきたいと思います! 

 

第一弾は睡眠記録について。

 

私自身最近あまり眠れない日々が続いており、その原因はなんだろうとずっとわからずにいました。しかし、最近ふとある結論に至りました。

それは「睡眠の記録をつけなくなった」ということです。

 

不眠症を克服するために記録するようになって、それ以来睡眠が少しずつ、しかし確実に改善してたのですが、改善したことを良いことにしばらく記録をやめていました。

スポンサーリンク

 

 

このことに気づき、また数日前から睡眠記録を再開したのですが、予想通り少しずつ寝られるようになってきました。

 

睡眠を記録することはとてもシンプルな行動ですが、睡眠改善にとても強力な方法です。睡眠を記録することがいかに睡眠を改善するかということをご紹介したいと思います。

  

睡眠意識するようになる

 

普段私達は睡眠に関してあまり意識することがありません。

 

「最近日中眠いなとか」、「朝起きられないな・・・」くらいはわかると思いますが、自分の一日の睡眠時間は何時間で、毎日何時に寝て、起きているのかなどを完璧に把握している人はほとんどいないと思います。

 

 

毎日記録する習慣をつけることで、「最近睡眠時間少ないかも!?」とか「最近寝付きが悪いな・・・」など自分の睡眠の問題に気づくようになり、自然にそれを改善する方向に行動が変わっていきます。

 

 

睡眠の分析に使える

 

睡眠を改善するためには、自分の睡眠の問題はどこにあるか、ということを知ることが必要不可欠です。しかし、自分の睡眠の記録がなければ分析することすらできません。

 

 

「自分の睡眠くらい記録しなくてもわかってる!」という方もいらっしゃるかもしれませんが、実際に記録してみると自分の思ってた睡眠とはかなり違ったという場合もよくあります。

 

 

また睡眠を改善する行動をしていく中で、どの方法が効果があったのか、どの方法が自分に一番あっているのかを知るにも睡眠記録は非常に役に立ちます。

 

 

睡眠改善のための行動の結果を「見える化」できる

睡眠を分析し、睡眠を改善する行動がわかり、それを実践し、継続するという流れになるのですが、睡眠を改善する方法は時に継続するのがつらいことがあります。

  

実践はしてみたものの、効果を実感できるまでに断念してしまう人がほとんどのようです。実感としてはまだ感じられなくても、多くの場合少しずつ睡眠が改善されているものです。

 

睡眠を記録していれば、自分では感じられない程の変化でも記録を通して知ることができます。

 

睡眠を改善したいと思う人は、まず「睡眠を記録する」ことからはじめてみることをオススメ致します。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!