睡眠を制限すると不眠症が治る!?
その名も
「睡眠制限法」
です。
簡単に説明すると、睡眠時間をぎりぎりまで制限することで、寝付きを良くすると共に睡眠の質を上げるという方法です。
僕は元々とても寝付きが悪く、睡眠導入剤を飲んでも平均2時間寝付くのにかかっていました。それがこの睡眠制限法を行うと次第に寝付きがよくなり、今では30分もかからず寝れるときがほとんどです。
では「睡眠制限法」のやり方について順を追って説明したいと思います。
①一週間の平均睡眠時間を計算する。
まずは睡眠記録をつけ、平均睡眠時間を割り出します。
これは寝床に入った時間ではなく、実際に眠れた時間です。
寝付くのにかかった時間や起きてからふとんを出るまでの時間はのぞいてください。
毎日記録するのはなかなか面倒なので、スマートフォンアプリを使うと良いかもしれません。ちなみに僕が使用しているのはSleep Meisterです。
カテゴリ: ヘルスケア/フィットネス
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実際に寝た時間や、睡眠時間、眠りの深さなどを記録してくれるのでとても便利です!
②寝床の中にいても良い時間を決める
①で計算した平均睡眠時間に30分足した時間が寝床の中にいても良い時間です。これは寝付くまでにかかる時間や起きてからふとんを出るまでの時間も含みます。
③起きる時間を決める
自分が起きなければいけない時間、起きたいと思っている時間を設定してください。
④寝床に入る時間を設定する。
(寝床に入る時間)=(起きる時間)-(寝床の中にいても良い時間)です。
例えば、起きる時間が午前7時で寝床の中にいても良い時間が6時間だった場合は、午前1時が寝床に入る時間になります。
ここが非常に重要なのですが、眠たいと思っても決めた時間に入るまで寝床に入ってはいけません。
ぎりぎりまで起きていることで、「眠る力」を最大限に引き出します。
⑤一週間がんばる
眠たいのに寝床に入るのを我慢したり、睡眠時間を削ることは非常につらいことですが、なんとか一週間がんばってください。
⑥睡眠効率が85%を超えた場合、寝床にいても良い時間を15分増やす。
睡眠効率とはいかに寝床の中にいる時間を実際の睡眠にあてられたかという数字で、
睡眠効率=(実際に眠った時間)÷(ふとんにいた時間)×100
で計算できます。この睡眠効率が85%を超えると質の良い睡眠といえるので、85%を超えた場合寝床にいても良い時間を増やしていきます。85%を超えない場合はこれまでと同様のスケジュールで続けます。
つまり「睡眠制限法」は睡眠を制限し、寝床の中にいても寝れない時間を減らすことで睡眠効率を上げようという意図の治療法なんです。
睡眠時間を削るので、はじめはかなりしんどいですが、一週間程度で効果が出てくるので少し気持ちや体に余裕があるときにぜひ試してみてください!
他にもたくさん不眠症を克服する上で役に立った情報があるので、またご紹介できればと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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