不眠症は楽じゃない!

元・不眠症、現・睡眠健康指導士の睡眠コラム

断薬8日目

ご無沙しています。

 

服用していた二種類のうち一種類の薬は断薬に成功し、もう一種類も4分の1までの減薬に成功してから約半年。半年前は高い断薬の壁を感じていました。

 

blog.sleep.blue

 

そして、9月になり再び断薬に踏み切りました。

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眠れない時の対処法③~理想の睡眠時間と質~

眠れない時の対処法シリーズ第3弾です!

 

今日は理想の睡眠時間と睡眠の質のお話です。

理想の睡眠時間は存在しない

「理想の睡眠時間は8時間」などの説がありますが、科学的に理想の睡眠時間はいまだに証明されていません。睡眠には多様性があり、一人一人異なっているので、自分に合った睡眠時間を見つけることが重要です。また理想の睡眠時間にとらわれ過ぎるあまり、睡眠に過敏になり、不眠症になってしまう可能性もあるので注意しましょう。

昼間に眠気が出なければ問題なし

理想の睡眠時間はありませんが、睡眠が十分であるかどうかを測る基準は存在します。それは日中の眠気です。日中の活動に支障が出るほどの眠気がある場合は睡眠時間が足りていないと言えるでしょう。また十分な睡眠時間を確保しているにもかかわらず、日中の眠気がなくならない場合はなんらかの病気の可能性があるので、早めに専門医を受診しましょう。

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眠れない時の対処法②〜運動と睡眠〜

 眠れない時の対処法シリーズ第二弾は運動と健康についてです。

 

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不眠の人に運動は効果的

睡眠と運動に関係については1960年台から研究が行われています。それらの研究によると、昼間の運動は睡眠時間の増加や寝付くまでの時間を短縮させる効果があると言われています。特にこの運動の効果は健康な人よりも、不眠傾向にある人により顕著に効果が現れるようです。

就寝3時間前までの夜の運動がベスト

いつ運動するかによって、睡眠への影響が異なってきます。ある研究では朝、夕方、夜に同じ運動をして、その結果が睡眠に及ぼす影響を調べました。その研究から、夜の運動が最も寝付きの良さや熟眠感を上げるということがわかりました。

ウォーキングなど30分程度がベスト

運動の種類としては、ウォーキングなどの汗ばむ程度の運動を30分程度行うのが効果的です。就寝前の激しい運動は過剰な体温の上昇と覚醒水準の上昇を招き、逆効果になる場合があるので注意が必要です。

 

gigazine.net

 

不眠の人は少しずつでよいので運動を取り入れてみてはいかかでしょうか!?

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

眠れない原因を探る②〜不眠症の症状と種類〜

 眠れない原因を探る第二弾の記事になります。

 

本日は不眠症の症状と種類についてです。

 

眠れない夜が何週間も続くと「自分は不眠症なのだろうか!?」

と疑われるかたもいると思います。

 

しかし、一言で不眠症といってもその症状は人それぞれ。

まずは自分はどんな種類の不眠症か知ることが不眠を解決する近道になります。

 

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暑い夏の夜を乗りきる3つの快眠法

最近ほんと暑いですね。暑さで昼間ぐったり疲れているのに、夜も暑さが続き、よく眠れずいつまでも疲れがとれないと悩んでいらっしゃる方も多いのではないでしょうか。

 

本日はそんな暑い夜を乗り切る方法をお伝えします。

体温が下がらないと寝付けない

人間はふつう夜になると体温が低下していき、スムーズに眠りにつくことができます。しかし、熱帯夜などの気温が高い環境では体温が下がりにくく、よい睡眠が得られにくくなります。

 

したがって、夏の暑い夜に快眠を得るためには体温をいかに下げるかということが重要になってきます。

①エアコンをうまく利用する

夏の夜には寝室でもエアコンを利用されている方も多いと思います。エアコンは夏の夜を乗り切るには必須のアイテムです。しかし、使用にあたって注意点が2つあります。

寝る2~3時間前から使用する

寝室でエアコンを使う場合寝る直前につける方がほとんどではないでしょうか。エアコンを使うと寝室の空気はすぐ冷えますが、室内の壁や家具が冷えるのに少なくとも2~3時間かかります。壁や家具を十分に冷やしておかないと、エアコンが止まった途端に壁や家具にこもった熱によって心室内の空気が暖められ、寝室内の室温がすぐにあがってしまいます。エアコンが切れた後に暑くて目が覚めたという経験をお持ちの方は壁や家具が冷やされていないということが原因として考えられます。

タイマーを利用する

暑い夜には一日中エアコンをつけて寝る人もいるかと思います。また途中暑さで目が覚めしまい、タイマーを利用せずエアコンをつけて朝まで寝たという経験をお持ちの方も多くいらっしゃるかと思います。

 

エアコンをつけたまま寝ると睡眠の後半で睡眠中にかいた大量の汗が蒸発して体が冷やされ、体温が急激に低下してしまいます。そうすると起床時間になっても体温が十分に上昇していないので、体がだるく、朝からぐったりと疲れが残ります。

 

タイマーを利用し、睡眠前半にエアコンを利用すると深い睡眠が妨害されることなく、快適に眠れるだけでなく、朝起きた時のだるさも防ぐことができます。

 ②湿度にも気をつけよう

室温ばかりに気をとられがちですが、湿度も重要になってきます。体温を下げることがよい睡眠には必要不可欠ですが、湿度が高いと汗が蒸発せずに体温が下がりにくくなります。除湿を行い、室内の湿度が50%~60%になるように調整するとよいでしょう。また湿度が快適に保たれているとエアコンの効きも違ってきます。

③アイス枕を利用する

エアコンは体によくないのでできるだけ使いたくない方や電気代が気になるのでできるだけ使用は控えたいという方にはアイス枕がオススメです。

 

アイス枕で頭を冷やすことで体温が下がりやすく睡眠の質が向上します。タオルに巻いて冷たさや枕の高さを調整して使いましょう。

最後に 

夏に体調を崩しやすくなったり、夏バテになったりする理由として、

暑さでよく眠れないことが非常に大きいと言われています。

 

よい睡眠を得ることで、夏を乗り切る助けになれば幸いです。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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